薄型時計の旗手【BVLGARI オクト フィニッシモ】はチタンモデルが圧倒的にオススメ!

 

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最近触れた時計で「いいね」と思った時計はブルガリ オクト フィニッシモです。
実際にブルガリブティックで実機を触らせてもらいました。


ブルガリのオクトは元々デザイナーの故ジェラルド・ジェンタ(Charles Gérald Genta)氏の会社を買収した後にシリーズ化されています。

2012年頃、父親と時計を買いに行って、オクト・バイレトロというジャンピングアワー/レトログラードの超マニアックな時計を選びそうになったのを必死で止めた想い出がありますw

ジェンタ氏といえば、1970年代にオーデマ・ピゲのロイヤルオークのデザインを手掛け、ラグジュアリースポーツウォッチの礎を築いた人物です。

ですから、このオクト・フィニッシモにもジェンタのスピリッツを感じ、そこがまさにグッとくる部分であるわけです。 


僕がブティックで試着したモデルはピンクゴールドのモデルなので単純には比較できないのですが、この時計のチタンモデルはとても軽く、これこそ本命だと言えます。

触れてみた感想は、薄く造られていながら複雑かつ多面的なケース構造のため立体感が際立っている点が魅力的です。

自社生産のムーブメントBVL138は薄さ僅か2.33mmと驚異的にスリムである上、プラチナ製のマイクロローターを備えた自動巻であることが特徴的です。惜しいのは、このムーブメントの調速機構がフリースプラングではなく緩急針式であることくらいですね。どうしても、長期精度やメンテナンスを考えるとフリースプラングに分がありますからねぇ。
それを差し引いても薄型ムーブメントとしては異例の審美性をも備えていて、オーナーは満足感を覚えるでしょう。

文字盤も知的でエレガントなのですが、残念なのはインデックスが5分刻みのため時刻合わせが面倒ですね。これはパネライなどイタリア時計の特徴でもありますが…

チタンモデルは名古屋だと2018年4月まで入荷未定ということで、ウェイティングリストに加えてもらっています。

このモデルの買い方はまずクロコ革ベルトモデルを購入して、追加でチタンブレスレットを正規で購入するといいですよ。クロコレザーブレスレットについては3サイズ展開しており、購入後サイズが合わなければ、別サイズの革ベルトに無償交換してもらえます(!)。正規店ならでは対応ですね。

チタンブレスは別売可能で、税抜20万円です。元々の価格差は10万円程度なので、差は埋められませんが、革ベルトとメタルブレスを付け替えできるので、僕ならその選択をします。

もちろん並行輸入品を狙うのもありです。

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