PEN E-P1を使ってみて思うこと

8月29日に鴨川シーワールドに出掛けた折、E-P1とZUIKO DIGITAL 50mm MACROを携えていった。マクロレンズという選択がそもそも如何と思うが、初めて炎天下の屋外で使用していくつか見えてきたことがあるので記しておく。

まず、私は見栄えという観点で光学式のビューファインダーが欲しいのだが、Focusingするのに絶対EVF(Electric View Finder)が必要だと感じる。理由は2点。第一にカメラの固定のためにファインダーの存在が果たす役割は大きいということ。

それから炎天下の液晶は非常に視認性が悪いということ。このことからもEVFは必須だ。購入時に付いてきた光学式のVF-1は飾りに過ぎない。EVFについては外付用が出るとか出ないとか噂が飛び交っているが、個人的に仕様上厳しいと思っている。

ただ、10月に発表されるE-P1の後継機には外付EVFが搭載可能であるらしく、43rumorsによるとこの後継機は現行型とボディも仕様もほとんど変わらないそうである(背面の液晶パネルを廃したらよいのに)。だとしたら、E-P1を購入したユーザーは騙し討ちに遭ったに等しい扱いを受けるような気がするのだが・・・

だから、出るのがほぼ確実と目されるEVFが現行型に対応することに1%の望みを賭けている(嗚呼、結局後継機に買換える流れになりそうだ)。

因に私はオークションで100mmに対応するCanon製光学ファインダー(セレクター付)を落札したが、これは文字通りお飾りになりそう。

AFについては、4/3レンズだからか遅いと感じた。特にイルカやシャチのアクロバティックなショーを撮影するのは至難の技だった。動きの鈍い白イルカを捉えるのがせいぜいというところか。

それから、raw編集ソフトのCapture One 4.8.2であるが、歪曲収差の自動修正には未対応であることが判明。Pro番であればマニュアルでエディットが可能である。歪曲収差、理屈ではわかるが画像で判別する力量がまだないので、いじりようがない。付属ソフトのOLYMPUS MASTERでは自動補正が可能なのだが、Befor/Afterでほとんど違いがなく感じた(f2.0 50mm Macroの場合)。

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