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ラヴェルの管弦楽と言えば、<ボレロ>が思い浮かぶ方が多いかもしれませんが、僕は<ダフニスとクロエ>第2組曲が大好きで、第1曲:「夜明け」をまさに夜明けにラジオで聴いたときに、体が震えるような感動を覚えました。モントリオール交響合唱団のクワイアーも幻想的で、僕の大好きな曲です。こういう出会いはラジオならではです。

ラヴェルの世界に触れるようになったのは中学の音楽の授業で「水の戯れ」を聴いて、その美しさと精緻さに耽溺したのがきっかけでした。17歳のときに、ピアノ独奏曲全集(演奏:ポール・クロスリー) を購入してますます深みにはまりました。

僕はクラシックファン(そもそもラヴェルは20世紀前半に活躍したので、クラシックとは言えない)ではないのですが、ラヴェルだけは別格ですね。都会的で、緻密な世界観が素晴らしいのです。ジャンルは違いますが、ビル・エヴァンスにも通じるものを感じます。

僕の持つ1980-81,83年録音のこのアルバムはどこにも売っていなくて、手に入れるのに苦労しました。とにかく名盤です。機会があれば聴いてみてください。声をかけてくだされば貸します。