機械式時計の虜になって、早18年。

欲しい時計が出ては、今まで所有していたものを売って新たに買ってを繰り返してきました。

僕の感覚だと買値の7割が売却可能の最低額です。

この感覚が狂い始めたのが、2013年頃です。何と買った価格よりも売った価格の方が高くなる現象に遭遇することが多くなったのです。

折しも、スイスフランの高騰を受けて時計のリテール価格もどんどん上昇を続けてきたのが過去5年の出来事でした。

そんな中、時計ジャーナリストの広田雅将さんが興味深い考察を提供してくれました。

投機対象となるには国際的な取引所が必要となりますが、その担い手として国際的な機械式時計の売買サービスを提供するChrono24が有望だということです。

確かに僕もレアな時計を入手したい時は、ここで価格をリファレンスします。一度手放したRolex4233/9の新品を購入するためにいくつかの販売店と交渉した経験があります。

このChrono24の特徴は世界中の時計販売店が参加しているので、相場のリファレンスに信頼性には定評があります。

最近はその膨大な相場情報から、所有する時計のポートフォリオを表示する機能が実装されましたので、早速使って見ました。

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まず最近購入したRolex Datejust41ですが、定価購入しているのにも関わらず実質的価値との乖離は△3万円ほどという嬉しい結果に。

Rolexのスポーツモデルはやはり強いですね。2倍までは行きませんが、5割程度値上がりしました(購入時比)。パテックフィリップのカラトラバRef.3796Rは2009年のリーマンショックの最中に購入しましたが、今や100万円オーバーです。

リシュモン系列の時計(パネライやジャガールクルト)は並行輸入価格で購入した価額がほぼイコールです。ルクルトは定価の7割程度で流通しているので、百貨店で買ってはいけないモデルということですね(外商は別)。

残念ながらグランドセイコーのヒストリカルコレクション「SBGW047」復刻44GSなどレアな国産時計については価格情報が表示されませんでした。

今後追加して欲しいパラメータは文字盤やレザーストラップの色やロレックスなら3連/5連ブレスの違いの編集です。

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総資産の推移です。一応断っておきますが、かつて所有してきた時計を登録しているだけで、こんなに持ってないですからねw

買った時計を全て手元に置いていれば、50万円ほどのキャピタルゲインが得られたことになります。

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収益率の推移です。2017年半ばに落ち込んでいますが、これはルクルトを購入したのが原因かも。2017年までの数年間はおおよそ購入した価額の2割程度のキャピタルゲインを得ていたようです。


僕は時計をコレクションするのを好みません。なぜなら自宅のワードローブに保管しておいて、空き巣に入られたらお終いだからです。だけど、投資のポートフォリオを形成するために時計を収集していくなら、貸金庫に保管してでも熱中する価値はあるかもしれません。


仮想通貨の投機に疲れた方は、ぜひ高級時計投資を検討してみてください。