K.Iwahashiが語るラグジュアリー論

DTM機材歴

Logic ProX

現在のDTM環境

基本的にMacBook Proとオーディオインターフェース以外のハードウェアは持ちたくないミニマルな構成を志向しています。

Logic ProX

2018年に入ってもSteinberg CubaseがいつまでたってもRetinaディスプレイに対応しないことに業を煮やし、乗り換え。GUIがRetinaにしっくりくることはもちろん、ループライブラリも充実している。MacBook Pro環境でもCPU負荷は比較的軽いので重宝しています。

ソフトウェアシンセサイザーやプラグイン

Arturia MiniV3

90年代をキーボーディストとして過ごした僕にはMiniMoogのサウンドは必須。ファンクの香りを入れたい時に使用。

KORG LEGACY COLLECTION M1

1988年に発売されたシンセサイザーM1のソフトウェアシンセ。「Overture」というパッド音のプリセットを使うためだけに購入。

Realsound Spire

EDMやTranceに最適なソフトウェアシンセサイザー。南米の会社だけど、ロシアとも関係が深い謎の会社RealSound社の製品。とにかくライブラリが充実していて安い。頻繁にセールするので、ライブラリはそのタイミングで大量調達します。

Roland TR-8

唯一のハードウェア。TR-808/909のサウンドはもちろん、TR606/707のサウンドライブラリも拡張済み。USBケーブルでパラレル録音できるのですが、レイテンシーが大きいのでテンポ同期をとった録音には向かないですね(最初のキック音が取れなかったりする)。サウンドは無茶苦茶よいです。

Apogee Duet for Mac/Windows /iOS

本当はUniversalAudio社 Arrowが欲しかったのですが、MacBook Proのスペック不足から本機を導入。USB3.0接続ですが、Thunderbolt3端子用のケーブルも別売りで用意されているのでMacをアップグレードしても当面は使えそう(その際はUSB3.0として認識)。

肝心な音はゴリっとしてカラッとしたアメリカンな印象。レイテンシーも不満なしです。

ギター/ボーカルの録音はともかく、シンセサイザーのステレオ録音に対応していないのが物足りないくらいです。シンセ系はほとんどソフトウェアなので、今のところ不満ありませんが。

長らくMac専用機でしたが、昨年よりWindowsにも対応。DSP系オーディオインターフェースとの競争に勝てるのか見ものです。

NOVATION Launchkey MKII 25

入力用の25鍵盤キーボード。意外とタッチが重めな僕好み。Duet側のUSBとMacに直結するのとでは使える機能が異なる。USBバスパワーに対応しているので、配線がスッキリしていい。

過去所有した機材

 

YAMAHA SY35(1993年)

学期末試験で1位を連続したらという母との約束で初めて買ってもらったマシン。父と釧路市のヤマハの楽器店まで出かけて、そのお店でみたDX7Ⅱが今だに目に焼きついています。当時定価10万。小室哲哉に心酔していたのでEOS B500とかSY99なんかが憧れだったけど、入門機としては最適で音作りに励んだ。

YAMAHA QY10(1993年)

自動演奏にはシーケンサーが必要ということを知り、さらに勉学に励んで購入してもらった。当時39,000円とかなり高額。

記録可能なステップ数は6,000とかなり制約があったのですが、工夫に工夫を凝らして打ち込むのが楽しくて仕方なかったですね。でも一曲作ると、データを捨てて次の制作に入らなければならないので辛かったです。

当時開発メンバーだったヤマハの中田さんは今や社長!何だか嬉しいです。

ROLAND JV-880(1994年)

初のモジュール機。SY33でマルチティンバーを組んだときにeffectsが各パートに振り分けられないことに限界を感じ、購入。YAMAHA YS200をMaster keyboardにして『vintage synth』というROMを追加して使った。中学3年の頃か。バンド活動と作曲活動に熱中した。シーケンサーの能力もこの頃限界に達し、ROLAND MC-50EX(FDDで記録できた)とYAMAHA MT8Xという8trレコーダーを母に買ってもらう。この頃盟友と作った曲は旺文社/ソニー協賛の全国高校生/中学生作曲コンテストで優秀賞を受賞した。

ROLAND S-760(1995年)

electronic musicに傾倒してしまった私は何の迷いもなく高校入学祝いとJV-880の下取りを投入して、14万円くらいで購入。しかしこれは躓きの石であった。2MBの内部メモリーを拡張するにも当時のSIMMは高価で手が出なかったうえ、サウンドライブラリも高嶺の花だった。

完全なプロ機であったようだ。OSを起動するのにFDが要り、数分を要した。後にFDDが故障。制作は完全にストップ。冬の時代に入る。

ROLAND D-70(1995年)

76鍵の大型機であったがサウンドは一時代遅れていた。ライブで野太いリード音やオルガンを弾く用途にしか使えなかった。

KORG Prophecy(1995年)

高校1年のクリスマスライブ用に購入した。果たしてどうやって購入資金を調達したのか思い出せない。モノフォニック。

YAMAHA QY70(1996年)

悪い先輩に騙されD-70と交換。慣れ親しんだQYシリーズだけにしばらく使い込んだ。
TM NETWORKの「This Night」を打ち込んで、自分で歌ってMTRに録音したのは良い思い出。

KORG M1R(1996年)

1996年頃の購入だから何を今さら的な存在だったが当時角松敏生がインタビューの中でM1のプリセット42番の”Overture”をパッド音として愛用している記事を読んで購入を決めた。

確かにパッド音として秀逸で徳永英明の楽曲でも多用されていた。このときMT8Xを下取りにだしたものだから母親は烈火の如く怒り、私から取り上げてしまった。中の機械だけ取り除いて使っていた(今思えば感電の危険があった)。思い出深い機。

ROLAND MC-303(1997年)

高校3年製の頃購入し、曲を作ってはMACKIEのMIXERを介してMDに録音していた(パッド音はもちろんM1R)。自分でVocal録りをしており友人たちからもその質を評価されていた。ライブで使った。preset patternが秀逸でtranceなんかは特に良かった。

YAMAHA DX100(1997年)

37鍵のミニキーボード。なぜ、どのような経緯で手に入れたか忘れてしまった(確か拾ったのではないか)。多分FM音源に興味があったのだと思う。

YAMAHA VL-70m(1997年)

なぜこういう際ものを買ったのか疑問で仕方ない。しかしながら未だに生産されているようでニーズは高いようだ。楽曲には一度も使わず手放した。

KORG CX-3 with Leslie(1997年)

初代CX-3をレズリースピーカー付きで多治見の楽器店で8万ほどで購入。ただしレズリーとどう接続してよいのかわからず、結局KORG TONE WORKS G4(Rotary Speaker Simulator)とSANSAMP Classic(画像)を繋げて音を出していた。

確かEL&PやPink Froydなどプログレを聞き始めてオルガンに目覚めてしまったのが元々。CX-3はアロエヨーグルトをこぼしてしまい、ジャンク扱いで楽器屋に買い取ってもらった。それにしても高校生でこのマニアックぶりは我ながら恐ろしい。

KORG TR-RACK(1998年)

受験も差し迫っている状況で購入。受験にはあえなく大敗し、浪人時代に入った寮でしばらく安置していたが、途中で売ってしまった。

YAMAHA KX-5(1998年)

浪人になって間もなく購入。この時期から道楽じみている。ショルダーキーボードという割に重いが鍵盤のタッチが秀逸だったがすぐに手放してしまった。

Ensoniq ASR-X(1999年)

早稲田大学入学後すぐに入学祝いを使って中古で購入。sampler,synthesizer,sequencerが一体となったAKAI MPUシリーズのような存在。この頃VAIO noteにSonic Foundry ACID PROをinstallし、シナジーを図ろうとあれこれ構築したが失敗。

KORG Z1(1999年)

Prophecyのポリフォニック版といった印象。中古を高田馬場のSOUND FIZ(当時は馬場下町のビルに入っていた。店主はお元気だろうか)コルグ鍵盤のタッチの良さは演奏の意欲を本当に刺激してくれた。

ROLAND D-50(1999年)

キラキラとしたPAD音といえばD-50と言われた。ネットで個人が売りにだしているのを発見し、格安で購入。渋谷のモヤイ像前で受け取ったので持ち帰るのに苦労する。

VOCE MICRO B & ROLAND SE-70(2000年)

バンド加入のオーディション用に急遽買いそろえた。MICRO B単体でのレズリーシミュレーターがあまりにも貧弱だったためSE-70に直結して使用した。

スタジオのあった駒沢大学周辺まで機材を持って電車で出かけたのだがあまりにも重くて手が痺れて思うように弾けなかったのが心残り。ドローバーセッティングがプリセットされている純然たるPCM音源であったためあまりアグレッシブな演奏には向いていなかった。SE-70は思えば秀逸であった。
当然、そのバンドとはその後の縁はなかった。

CLAVIA NORD LEAD v2& NORD RACK(2001年)

「北欧の赤い悪魔」と評判だったマシン。大学3年の頃購入。MEMORY MOOGのサイレンのようなリード音を作ったり結構楽しんだ。鍵盤の質は悪かった。ジャズピアニストの上原ひろみも愛用している。

YAMAHA DX200(2001年)

刺激的なFM音源&Sequencer機能を持っていた。PCでeditできるというのも魅力で購入。とても夢中になって遊んだのだが楽曲には結実せず、私の情操教育に役立つだけだった。FMサウンドにレゾナンス付きフィルターが搭載されていて、凄まじい変態サウンドが繰り出されるマシンでした。

KORG TRINITY(2001年頃)

西早稲田の学生寮「宏明館」の3畳の部屋に持ち込んだ。SOUND FIZの店主が汗をかきかき部屋まで届けてくれた。同店はそのとき西早稲田に移転していた。まさか徒歩で持ってきたのではと思うと未だに気の毒でならない。使う機会もなくヤフーオークションで手放してしまった。

KORG CX-3(2002年頃?)

EL&P 「タルカス」や家庭教師先の生徒に教えてもらったNiacinのサウンドを聴いてオルガン熱が再来。Hughes&Kettner Tube Rotosphere MKⅡを咬ませて最高のサウンドを醸造。CX-3の内蔵SIMULATORもなかなかの出来だが、オーバードライブは本物の真空管内蔵のROTOSPHEREには敵わない。ただオルガンはライブサウンドには映えるのだが独りコツコツと創作する身には辛いものであった。いつかの再会を期待して両機とは別れた。

YAMAHA MOTIF ES8(2004年)

2004年2月に購入。2003年に大学の講義“矢野顕子と戦後Ⅰ・Ⅱ”の課外活動としてBLUE NOTEに矢野顕子のライブを聴きにいったのだが、そのとき彼女が元気いっぱいに弾いていたのがこれ。

熱に浮かされる事なく最近ようやく一台の楽器に向かい合える余裕が出てきた気がする。シンセサイザーとしての用途よりマスターコントローラーとして期待するところが大きい。

KORG KROME-61(2013年)

ワークステーション型のシンセサイザーがもう一度欲しくなって購入。4GBに迫るPCM音源とシーケンサーを搭載するオールマイティ機。鍵盤の質は気に入らなかったけれど、サウンドの豊富さといい、とても良いシンセサイザー。2012年発売のロングセラー機。

Focusrite Forte(2013年)

英国のFocusrite社が発売したUSBオーディオインターフェースです。OLEDディスプレイがかっこいいとか音質が良いというのはいいんですが、とにかく本体からの発熱が半端なく、大変でした。また、USBバスパワー起動時には出力dbの上限が下がる仕様なのも、この機材のギリギリなところ。

発熱しやすいのが原因か2015年には電源が入らなくなり、代理店でも修理不能に。

NOVATION UltraNova(2013年)

KROMEがMacと連携しないオールインワン機だったのに対し、僕はMacを作業の中心に据えたいなと思うように。鍵盤は入力インターフェースとしての役割を要視するようになりました。

欲を言えば、アナログモデリングのシンセサイザーやオーディオインターフェースとしての機能があればと欲張った結果、イギリスの会社NovationのUltraNovaを導入することに。

この楽器で一番遊んだのは当時2歳になる息子でした。何しろボコーダーまで付いていて、最高のオモチャだったに違いありません。

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