K.Iwahashiが語るラグジュアリー論

マイクロ「時計」ブランドの台頭、それは永遠となり得るか?

WRITER
 
自動下書き







この記事を書いている人 - WRITER -
'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。

HODINKEEより興味深い論考を紹介します。

ソーシャルメデイアやクラウドファンディングは時計産業に”microbrand”(マイクロブランド)といわれる新たな小ブランドを生み出しました。彼らは伝統的な流通網を持たずに顧客にダイレクトにインターネット販売することすらできる、まさに時代の申し子とも言える存在です。

記事内でマイクロブランドとして紹介されているのが、「Autodromo」「HALIOS」「 Bathys」「 OCEAN7」「Benarus」「 RAVEN」 「Unimatic Watches 」「Farer」です。この中で最も古株なのは Ocean7で、James Stacey氏は2007年に紹介記事を執筆したようです。

こうしたマイクロブランド勢はクラウドファンディングプラットフォーム「Kickstarter」で資金調達をして、InstagramやFacebookで時計の宣伝を拡散してもらうです。

ところが、こうした潮流にもマイナスな面もあるようですね。

AutodromoのBradley Price(ブラッドリー・プライス)がHODINKEEに述懐したところによると、

“Kickstarterの知名度は新ブランドの急増に大いに貢献した。しかし本物と言えるブランドはレア(稀)で、大半がジャンクだ。Kickstarterは質や完成度よりも目新しさや価格の手頃さに肩入れをした結果、残念ながら消費者にマイクロブランドを十把一絡げなイメージを植え付けてしまったんだ。「マイクロブランド」界隈のイメージから抜け出ることは容易ではないのだが、個々のブランドにはそれぞれの特徴やマーケティング上の立ち位置、そして歴史があるのだ。

次のダニエル・ウェリントンを狙うような、時計への情熱に欠ける連中の巻き添えを食らってしまっているのです。

逆に、時計への情熱を感じさせるような「強い商品性」がマイクロブランドを次のステージに上げてくれるのだとJ.Stacey氏は主張します。

なるほど、マイクロブランドという呼び名は陳腐となったかもしれない。だが、この時代の流れが示唆するのは、時計業界という“老犬”ですら、新しい芸を覚えようと必死になるという真実なのだ。

古い保守的な体質のイメージが色濃い時計業界も時代の大きなうねりに晒されているのですね。

この記事を書いている人 - WRITER -
'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。
スポンサーリンク












Sponsered by



- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 鰯の飽くなき収集癖 , 2018 All Rights Reserved.