Lions For Lambs

 先々週小牧にある映画館のレイトショーでLions For Lambsを観てきた。単純にMeryl StreepとTom Cruiseの二人が好きな俳優であっただけなのだが、Robert Redfordが監督したこの映画は、極めてPoli-Sciな内容で、意外。
 見所としてはTom Cruiseのインチキ臭さはなかなかで、senatorとして配役したのは正解。 旬な映画というものがあるとしたら、この映画は現実に起きているアフガニスタンでの戦争をテーマにしているのでまさにと言ったところである。
 ただ、数年後まで残る映画だろうか。そうは思えない。ちょっと評価しづらい映画である。少なくとも単純な戦争批判映画ではない。政治家の欺瞞や若者の無関心をも扱ってもいて、ちょっとacademicなところが私は好きだ。
 この映画の終わり方はRobert Redfordが昔出演したButch Cassidy and The Sundance Kid(邦題:明日へ向かって撃て!)みたいで、何か中途半端。そこだけは好きになれなかった。
Lions For Lambs

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。