MacBook Pro SSD搭載

日経パソコン2009/07/13号の特集、「SSDはどれだけ速い?」に感化され、MacBook Pro(MB990J/A)にSSDを搭載した。記事によると最近のSSDはCacheを積んでいるそうで、これが速度アップに寄与している。

私が選んだのはSUPER TALENT社(韓国)の64GB MLCで、今のところ搭載Cache Memoryの上限128MBを積んでいるモデル(SAM64GM25S)を選んだ。私は2万円程度(ほぼ実勢価格)で入手。

カタログ値のRead/Writeは毎秒200MB/120MBということで、カタログ数値の書込みの遅さは気になったものの、HDDの2〜3倍程度の体感速度が得られればと期待。OSやApplication、VMWareの仮想マシン(8GB)を合わせても45GB程度なので、64GBで不足することはなさそうだが、iTunesのデータ等は外部HDDのG-Drive Q 320GBに格納することにした。


Unibody版MacBookProもディスク交換は至って簡単(ただし、HDDの側面ネジの取外しにはT6トルクスドライバーが必要)で、5分程度で完了。それからG-Drive QにコピーしてあるLeopardを起動し、Drive Genius 2でAPPLE GUIDにFormat後、DVDでLeopardをclean installした。

MacBook ProはSATAⅡを採用しているようで、3Gbitの転送速度を誇る。この点からもSSD化する価値は十分ある。完了後、TimeMachineで環境を復元。電源を入れてデスクトップが表示されるまで劇的に速くなった。体感的にはHDDの2倍程度。

VMWareの起動も同様に高速化されたので投資効果はありと判断。SSDにデフラグは必要ないというのはどうやら幻想のようだが、今後は断片化対応などのメンテナンスをどうしようか思案中。特にWindowsにはデフラグが必要(そうしないと書込速度が低下するらしい)なようだが、Mac OSの断片化対応など、一体どうするのだろう?SSDはまだ黎明期から脱却していないかもしれない。

課題はまだまだありそうだが、電源を入れて起動完了までの時間が大幅に短縮されるそのスピードには陶酔感を覚えた。また、HDDの最大の弱点、耐衝撃性に優れる点にも頼りがいがあるではないか。これは爆発的に普及しそうな予感がする。是非お薦めしたい。

以下順次書出し以下のベンチマークを掲載する。計測ソフトはDrive Genius2。製品のカタログでは書き出しは120MB/s程度だったが、計測してみると順次で180MB/s超と速かった。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。