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『引き寄せの法則』マイケル.J.ロオジエ著(講談社)を読んで世界が変わった話

僕、結構自己啓発系の本との親和性が高いです。今振り返るとかなり痛いのですが、20代の頃は勝間本にハマったりと色々手を出してきました。この記事で紹介する「引き寄せの法則」という考え方はもう少しスピリチュアルな方向性で胡散臭さ満載ですが、まぁ読んでくださいナ。

仕事のミスの原因は?

僕が「引き寄せの法則」の本に手を出すきっかけとなったのが、仕事でミスをしたことです。とても恥ずかしくてもう二度と嫌だなあんなミスと注意しながら翌週同じミスを繰り返してしまいました。

幸いクビが飛ぶほどのミスではなかったので、こうして気楽に生活できていますが、あの時「こんなに注意していたのになんでミスしたんだろう?」と内省したときにこれが「引き寄せの法則」では?と思ったのです。この単語が自分の経験と結びついたのが何故だったか思い出せないのですが、その場でロオジエの書いた本を注文しました。

結論として、その後数ある「引き寄せの法則」の書籍の中でこの本を一番初めに読めたことは、僕にとってすごく幸運なことでした。

 

良いことも悪いことも意識することで現実化してしまいます。

この本で説かれる唯一の原則。僕の経験では悪いことを意識して遂に現実化することが多かったように思います。でも、良いことも現実化するんですね。じゃあ、良いことだけ考えればいいじゃん、とは簡単にいきません。人間ってついつい心配したり不安を感じてしまうものなんです。つまり、そんなうまい話があるわけないと疑ってかかるわけです。

 

自分にとっての望みは何かを望まないこととの対極を書き出してみる。

言葉が大事なんです。何より書くことで担保されます。僕の望まないことは「ミスをして仕事を失敗してしまうこと」。その対極の望むことは「仕事が滞りなく上手くいくこと」。ここで「ミスをしないで仕事をうまくこなすこと」を自分の望むべきこととしないように注意。望むことに否定語(〜しない、〜せずに)を入れないで言葉を紡ぐのです。僕は手帳を記録する習慣を持っているので、取り組みやすかったです。

 

自分に嘘をつかない

嫌な思いをしても、強がらないことです。強がりは自分に嘘をつくことなんです。嫌な気分になったときは、「では何を望むか」と思考をシフトしていくのです。

自分が信じることができないアファメーションへの対処法

文字に書き起こすというのが、引き寄せの法則の行動で大切なことと上で述べましたが、自分の望みを宣言することをアファメーションと言います。ここで重要なのは自分の置かれた(惨めな)状況と対極にある望みを書き出す際に、「こんなことできるわけない」という疑念を払拭するために、「私は〜を引き寄せつつある」(原書ではin the process of 〜)という表現を使うとこの疑念がかなり和らぎます。ちょっと翻訳ぽくて好きじゃないですけどね。

本を読んだ直後は全てが上手くいきます

この本を読んだあとは全てが上手くいくようになって、あらゆることをコントロールできる万能感を味わうことができました。けれど時間の経過とともに、効果が薄れていく気がして、その実感とともに現実も停滞してきました。

大事なことは感謝をするということ

この万能感の喪失への対処法は2つあります。

ひとつは本を繰り返し読むこと(input)。引き寄せの法則とは思考法だと思うので、今まで生きてきた「思い癖」で元の思考に戻ってしまうことが十分あり得ます。環境や人の影響も多分に受けます。なので、繰り返し本を読んで思考法を変えてください。同じ本を読むのは飽きっぽい自分には無理という人には引き寄せの法則は類似本がたくさん出ているので、そういう本を片っ端から読んでいくのも良いでしょう。僕も10冊近い関連本を読みました。ロオジエのこの本に至っては原書とオーディオブック(Audibleで入手)まで読んでいます。

ふたつめは、自分が引き寄せたと思える事柄を手帳にメモして感謝をするということです(output)。これもオススメの方法で、同じ本を読むよりはクリエイティブな作業になります。inputが十分だという人はこちらをお勧めします。

ということで、僕はこの思考法のおかげでとても生きやすくなりましたし、自分の人生を歩むという実感が得られています。自分の子どもにもこの思考法を伝えられたらなぁと思います。

とはいえ、思考法も技術なので磨いていかねばなりません。

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