K.Iwahashiが語るラグジュアリー論

【園善博 速習セミナー2010.11.27】感想

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'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。

Kindleで購入した大量の書籍を捌くことと、ファイナンスについての専門書を数多く読みたいという目的で、フォトリーディングのセミナーを受講しようと思い立った。フォトリーディングについては、勝間和代の著書などで紹介されて知っていたのだが、2日間で10万円の受講料と時間もお金もかかることなので長らく躊躇していた。


どうせなら同じ講師の方で予約しようと勝間さんのblogを検索すると、「園先生」が講師だったことが判明。フォトリーディングのwebで検索するが、見当たらない。その後、園善博先生は既に退職されてご自分でセミナーを立ち上げたことを知った。

園先生のwebにアクセスすると速習セミナーという読書+学習法のセミナーを1日完結で、5万円で開催されていることを知って、早速予約した。速習法ってフォトリーディングという商標を使えないだけで、実質同じだろうという感覚でいた。


予約からセミナー当日まで2ヶ月近く時間があったので、フォトリーディングの感想などを検索したのだが、結構ネガティブな意見も多く不安になってきた。実際に受講した人でも習熟できる人は少ないようだ。一方、園先生のセミナーについての感想はweb検索でヒットすることなかったので、先入観はあまり持たずに当日を迎える。


水道橋の研修会場に到して会場に入ると、園先生は黒いLet’s Noteを凝視しながら待機されていた。時計も黒だったので、黒がお好きなのだろうと観察。受講人数はざっと見渡したところ50名くらいだっただろうか。


核心部分の読書法については、研修開始から5時間程経過した頃であったと思う。それまでは人間の認知能力がどれほどのものかを体験することが中心であった。私は事前に用意した野口悠紀夫著「金融危機の本質は何か」とドラッカーの「明日を支配するもの」の2冊を使って実習した。


フォトリーディングとか速読法によく見られる、パラパラと本をめくる姿。このセミナーではキーワードを検索するイメージでページをパラパラ眺める。キーワードの設定は目次から何をこの本もしくは目次から得るかという目的設定の過程で決める。それが終わると今度はまたもう一度本もしくは章の初めに戻ってキーワード周辺の文章を読む。これで本の内容が把握でき、忘れないというもの。


このパラパラ眺めてから普通に通読すると私の場合2割程度読む行数がスピードアップしたので、いつもと違う力が働いている印象を持った。速くなればよいというものでもなく、逆に遅くなる場合もあるそうだ。それは、理解に必要な前提知識(既有知識)を持っているかどうかに左右されるそうだ。


私がつかんだポイントは3点

①目次から内容を予想し、目的と報酬を定める

②キーワード検索をかけて全体を展望

③人に話すなどアウトプットすること


このセミナーで学んだ読書法はフォトリーディングとは違う。フォトリーディングの場合は潜在意識に頼る部分が多いらしく、挫折する人も多いので手続を明示しているのだそうだ。


また、フォトリーディングでは想起するのにマインドマップを使うそうなのだが、本をまとめるのには向いていない気がするとも仰っていた。確かに私も何かを発想するのにマインドマップを使うが、数時間かかることもあるので、本を読む度にマインドマップを描くのは非常に苦痛だと思っていた(ペンもたくさん用意しなければならないし)。


多分、このキーワード検索の精度は個々人の視野の広さが物を言う。私は自分でも自覚できる程視野が狭い人間なので、視野を広げるトレーニングが必要。そのためのドリルのPDFも入手した。これは時間を見つけてはやらなければ。


セミナーから数日、会社で回覧される東洋経済やらダイヤモンド、エコノミストの私の席での滞在時間が更に短くなった。もともと読むのが速いので、スピードはともかく、内容が頭に残るようだ。トピックから結論を予想して、何をこの文章から得るのか目標設定をするだけで随分違うと驚いている。また、Kindleで購入した英文書籍の書籍はさらに読みやすくなった。これは文字が横書きになっていることが大きいと思う。


ジムでのトレーニングにもひとつひとつの動作において、どの筋肉に刺激を与えるのかを目標設定しながら取り組んだところ、久しぶりにヘトヘトになった。読書や勉強だけでなく応用が利く。


つまるところ、小さなことにでも目的を持って取り組むことが大事なのだ。妻にもよく言われることなのだが、高額な授業料を払ってようやくその意味が理解できたといえよう。

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'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。
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