K.Iwahashiが語るラグジュアリー論

リシャール・ミル RM 12-01 トゥールビヨンは過去の傑作の進化形

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リシャール・ミル RM 12-01 トゥールビヨン
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'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。

HODINKEEからリシャール・ミルの新作の紹介です。

Richard Mille(リシャール・ミル)は2007年のジュネーブウォッチグランプリで「金の針賞」に輝いたRM012トゥールビヨン を進化させたRM12-01を4種のケースで各々18本限定でリリースします。

RM012トゥールビヨン はユニボディの地板、ムーブメントのチタン製のブリッジは、建築でいうバットレス(控え壁)をレイアウトに取り入れていて、リシャール・ミルのスケルトン構造に実に理に適ったアイディアで時計業界を驚愕させたのです。

あれから12年。あらためてリリースされた理由のひとつにケース構造の進化が挙げられると思います。オリジナルのRM012はチタン製のケースでした。近年のリシャール・ミルはTPTというレジン(樹脂)にカーボンやクォーツ(水晶)を浸透させたのちに削り出す製法を駆使しています。

このケースを協同開発したのはNTPTという会社です。2017年にナノ素材「グラフェン」をカーボンTPTに注入したTPTグラフという新素材のリシャールミルへの独占供給を発表し話題になりました。

その進化とヒストリカルな名作の組み合わせが今のリシャール・ミルには必要な要素だったのでしょう。

組み合わされるバリエーションはブラックカーボン(黒)、レッドクォーツ(赤)、ホワイトクォーツ(白)、ゴールド&カーボン(黒×金)のTPTで削り出されたケースは、直径39.3mm(ラグからラグまでは48mm)、厚さ13.84mm。防水50mです。ストラップはラバー製にチタン製のバックルが配されています。ケースサイズからは重そうな想像をしてしまいますが、だいたい40〜50gのレンジで時計が作られています。これはAppleWatch(アップルウォッチ)のアルミニウムモデル(38mm)に匹敵する軽さです。

価格は828,000ドル(北米価格)とおよそ9,300万円。クレイジーすぎる価格設定に、見向きもしないのは勿体ない。それくらい軽くて着け心地の良い複雑な構造を持つ時計は他にないのです。一度ブティックで試してください。

こういう時計は買えないからと言って、試さないのは本当に勿体ないと思います。腕に乗せると、人生が変わる時計だと思います。

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'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。
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