K.Iwahashiが語るラグジュアリー論







新サイズのロレックス ヨットマスター42はラグスポの新機軸となるか?【Basel2019】

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'79年生まれ。1浪2留の流浪期を経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融業界で会社員として勤務。英文翻訳が得意。 ラグジュアリー全般に関する考察と海外発の腕時計情報をいち早くお届けします。

ヨットマスターといえば、スポーツロレックスの中でもあまり人気のないモデルという印象があります。シルバーの文字盤に、プラチナ製モノブロックの回転ベゼルはまさに宝飾時計といった印象で、硬派なスポーツモデルとは一線を画したラインでありました。

ヨットマスターは37mm、40mm径、レガッタ競技の時間計測ができるヨットマスターⅡは44mmのサイズ展開でしたが、バーゼルワールド(Basel2019)で発表されたのは、なんと42mmのモデルRef.226659。

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image by HODINKEE

それも、ケースは18Kホワイトゴールド製で、ブレスレットにはチタンプレートにラバーをコーティングしたロイスターフレックス、クラスプはサブマリーナでも定評のあるグライドロック・エクステンションシステムを採用しています。

オイスターフレックスに関していえば、僕はかつてサブマリーナRef.114060に米フロリダのサードパーティRubberBのラバーブレスレットを愛用していたからよくわかるのですが、ラバー表面に使用感が出ると、急激に飽きを覚えるのが欠点でしょうか。また、ロレックスの金属ブレスのように平置きにした時に折り畳めるという利点がどうしても生かせません。

それでも、このオイスターフレックスはただでさえ重い18Kゴールドを軽量化する効果をもたらしますし、大型化したケースを全体的にスマートに見せる効果もあるので、歓迎できる仕様です。

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On Wrist image by HODINKEE

文字盤はスポーツロレックスの定番であるブラックラッカーを採用し、回転ベゼルは黒色に焼成された18Kホワイトゴールドとブラック尽くしです。サブマリーナのカスタムモデルかと思わせるような出で立ちです。

ムーブメントにはCal.3135から大きく進化したCal.3235を採用していて、日差±2秒という超高精度を叩き出します。実際に僕のデイトジャスト41は同じムーブメントを搭載していますが、日差は+1.3秒程度と快調です。

このヨットマスター42が意識しているのは、同じくラバーストラップを採用するパテック フィリップ アクアノートだと僕は考えています。もちろんその重要な資質として「薄さ」に欠けるオイスターケースを採用しているのですが、アクアノートを渇望する層にリーチしたいというのが伝わってくるモデルです。

それにしても、このモデルを見ると、来年あたりにはCal.3235を搭載するサブマリーナの登場を予感してしまいますね。

基本情報
メーカー ROLEX
モデル/型番 Yacht-Master 42/Ref,226659
直径×厚さ 42mm
ケース素材 18Kホワイトゴールド
ブレスレット オイスターフレックス
防水性能 100m
価格/発売時期 $27,800(約307万円)/2019年下半期 
ムーブメント情報
キャリバーNo. Cal.3235
巻上方式 自動巻
振動数 28,700
調速機構 フリースプラング
パワーリザーブ 70時間
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