御座白浜の別荘へ
母方の祖父と妻と3人で祖父の所有する三重県の御座白浜の別荘へ出掛けてきた。別荘といっても、建ててからすでに50年近く経っているので管理を怠ると荒れる一方なので、祖父にしてみれば自分の代で築いてきた夢が朽ちていくのに忍びない気持もあるのだろうか、今回思いつきで行きたいと言った私達に同伴してくれた。同伴というより引率に近く、祖父の車で祖父自身の運転で辿り着いた。別荘の眼前に広がる海と砂浜は非常に美しかった。祖父に言わせれば昔はもっと美しかったそう。いまでもその水質の高さには定評があるようで(*)、それだけに観光客が砂浜に捨てていくゴミが気になり時折ゴミを集めて捨てたりした。これこそ偽善で、何のことはない、単なる縄張り意識が萌芽したに過ぎない。妻と私は到着するや夕方までひたすら泳ぎ続けた。私は数年ぶりに真っ黒に焼けた。祖父と同じように私もこの地で夢を見続けたい。
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