K.Iwahashiが語るラグジュアリー論







パテック・フィリップ アクアノート “プロトタイプ”が4,350万円で落札!

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'79年生まれ。1浪2留の流浪期を経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融業界で会社員として勤務。英文翻訳が得意。 ラグジュアリー全般に関する考察と海外発の腕時計情報をいち早くお届けします。

2019年5月11日に、ジュネーブのAntquorumでオークションにLot726.として出品されたパテック・フィリップ(Patek Philippe)の人気スポーツモデル、アクアノート(Aquanaut)のプロトタイプ(試作モデル)が予想成立価額を大幅に上回る401,000スイスフラン(約4,350万円)で落札されました。

アクアノートは1997年に36㎜ケースのRef.5060Aがリリースされ、2007年に現行型の40㎜径、Ref.5167A-001が登場しました。現在では定価(2,581,200円)で入手することがまず難しいほどの人気モデルとなっています。

Ref.5060Aは裏蓋がスチールバック。その後、すぐにトランスパレントケースバックの流行が到来したため、Cal.330SCがケースバックから鑑賞できるRef.5066Aが登場しました。その間僅かⅠ年。

LABO No.04

このプロトタイプに搭載されるムーブメントはノーチラスRef.3710に搭載されたCal.330/196をそのまま載せているため、12時位置にパワーリザーブ計が残されています。

しかし、「PROTOTYPE」とわざわざ銘打たれている(わざとらしい)だけに真贋のほどが議論の的に。噂ではパテック・フィリップがAntquorumに出品前の買収を持ちかけたものの、価格面で折り合いがつかなかったとか。それゆえに、同社のアーカイヴ(Extract from Archives)が取得できないとのこと。

もっとも、製品版ではない本モデルに販売情報が記載されたアーカイブが発行されるはずはないので、その噂も噂の域を出ないですね。

Aquanaut-prototype

しかし、アクアノートの原型が極めてノーチラス的であり、製品版ではあの独特なラバーの凹凸を利用した文字盤デザインに変貌を遂げたというのは実に興味深く、貴重なモデルであると言えますね。

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'79年生まれ。1浪2留の流浪期を経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融業界で会社員として勤務。英文翻訳が得意。 ラグジュアリー全般に関する考察と海外発の腕時計情報をいち早くお届けします。











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