中古マンション

僕が中古マンションを購入した5つの理由

今の居住地に落ち着いて半年が経ちました。

まだ家族が全員揃っていない半移住状態ですが、これはこれで面白い生活だったりします。

僕は30代前半まで持ち家否定派で、それを公言していたのでマンションを購入した(中古ですけど)と言った時、驚かれました。だから今回はその変節について分析してみたいと思います。

1.一年後に東京から名古屋に転勤することが予め判っていた。

マンション購入を検討し始めたのは、2014年2月頃です。僕の東京勤務の任期は5年と決まっていて(当初は3年でしたが延長)、翌年から名古屋の出向元に戻ることがこの時点で確定していました。ということで、住む場所をどうするか?というのは課題でもあったのです。

2.売買可能であること。

とはいえ、何十年も同じ場所に住むなんて考えられません。僕らの人生は変化に富んだものであるはずです。だから、10年間というスパンで手放すと考えた時、郊外の戸建はそもそも選択肢から外れました。やはり、流通性のあるマンションでしょう。

3.新築はプレミアムが乗っているので、中古という選択。

これもよく知られている話ですが、新築マンションには1,000万円程度のプレミアム価格が上乗せされています。これは当然広告費とか営業費とか販売にかかる経費の回収のためですね。それ以外にも、中古の方が新築に比べ在庫も豊富で、選択肢も広がるんです。夢がないなぁと言われるかもしれませんが、えぇ僕はマンションに全然夢を持てないんです。

4.設備をカスタマイズしたかった。

賃貸や新築物件は備え付けの設備に妥協して使わなければならないことが多いですよね。新築だと新品設備をあえてカスタムするのって抵抗ありますよね。老朽化していないし、それもまたマンションの価格に乗せられるわけですから。完成前にフローリングを指定できたりある程度のカスタマイズも出来ますが、業者の選定とか価格交渉面ではどうしても不利にならざるを得ないと思います。
とりあえず、壁紙とトイレが新しくしたい、キッチンと浴室をこのメーカー指定で施工したいというある程度明確なビジョンがありましたし、購入してから住むまでに1年あまりあったので、それこそじっくり考え抜きました

5.名古屋に移る動機が欲しかった。

横浜市に5年も住んでいると、愛着が湧きます。僕が住んでいた都筑区中川は本当に緑も多く良いところでした。家内も東京で仕事を持っています。名古屋が勤務地となると、何かアンカリングする存在が必要となりました。もちろん自分のキャリアの継続に加え、それが「帰るべき家がある」ということでした。この心理的アンカリング効果は侮れません。

結論:よかったんじゃないですか?

人が家を購入する理由って色々だと思うのですが、感情面だけじゃなくて、ロジカルに意思決定できるのが大切だと思います(仮にそのロジックが間違いであったとしても)。その点では僕は良かったんじゃないかなと思ってます。

 

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