日本の携帯に還る

822p

 スマートフォンX01HTを一年程使ってその重さ、使いにくさ、そして電波のつながりにくさに閉口してシンプルなPanasonic製822PをY!オークションで新品購入。X01HTは同じくY!Auctionにて822P以上の価格で売却。少し利益まで得たので嬉しい。
 X01HTはメール送受信ひとつ非常に重かったので、とにかく筐体が薄くてメール、通話(海外でも)がストレス無くでき、そして携帯用のモバイルバンキングにアクセスできる仕様であれば何でも良かった。当たり前だが、今はワンセグやFelicaなどの機能が搭載されるとどうしても大型になるらしいが822Pはその点を削ったおかげか9mm未満の薄さを実現している。
 電波については機種を変えても改善されないと諦めていたが何といつも途中で切れてしまう自宅内でも全く切れない。電波の捕捉品質は端末固有の問題なのだ。私はずっとキャリアの問題だと思っており、改善要望を出したこともあるのでこれにはちょっと驚いた。何といっても手ぶらで外出するときにポケットに入るのが良い。ここ数ヶ月携帯電話を自宅において出て行くという本末転倒な(私に連絡をくださる相手にとっては不義理な)習慣を続けなくてもよくなった。
 携帯サイトではやはりモバイルバンキングが使えるのは大きい。見やすくて且つ動作も軽い。よっぽど頻繁にアクセスしない限りは定額の上限に達することもないだろう。やはりサービスと一体化した日本製携帯電話は素晴らしい。10月31日にSoftbankから新機種が登場していたが、いくら薄くなってもGUIがカッコ良くてもスマートフォンにはもう戻りたくない。それはiPhoneについても同じ。端末の設計思想と実際のサービスの提供との乖離というか断絶は大きい気がする。スマートフォンはPC指向で決してサービス主体ではないところが、日本のビジネスモデルとの大きな相違点だと思うのだが。822Pで今ひとつな点は目覚まし音のインパクト、音量が小さいことくらいだ。この点Spb Timeを組み込んだX01HTは強烈であの筐体の大きさからして内部で共鳴しているのではないかと思われるくらいだった。また
白ロム特有の問題でメーカーやキャリアの保証は一切受けられない。保証外の実費で筐体汚損の外装交換でかかる費用は6,300円と認識していたが今は15,750円なのだそう。それならまた白ロムをオークション市場で探すことになりそうだ。うまく移行できた理由はふたつ。X01HTにインストールしていたspb financeでの家計管理をやめ、Macに入れてあるMicrosoft Money Plusで管理するようになったこと。もうひとつは取引口座を新生銀行から三井住友銀行に変えたことで携帯サイトのモバイルバンキング(SMBCダイレクト)が必要になったことだ。日曜夜9時〜翌朝7時までシステムメンテでサービスが中断する時以外は非常に機動性が高い。振込入金をメールで通知するサービスなどはタイムラグも小さくかなり便利(有料)。

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