【SIHH2019】オーデマ ピゲ ロイヤルオーク トゥールビヨン・エクストラシン ブラックセラミック
Audemars Piguet(オーデマ・ピゲ)Royal Oak(ロイヤルオーク)シリーズにブラックセラミックのケースを纏ったトゥールビヨンモデルが登場しました。
外観
ブラックでありながら、サテン仕上げが美しいですね。裏蓋とフォーディングバックルがチタン製であることを除き、ケース、ブレスレットは全てセラミック製です。セラミックは耐傷性に優れているので、繊細な貴金属ケースに比べて気軽に持ち出せそうなところが良いですね。
文字盤は整然とした従来型のタペストリー(綴織柄)ではなく、トゥールビヨンのキャリッジを中心に放射状に分散する「タペストリーエボリューテイブ」という表現を新たに採用しています。パテックフィリップのアクアノート(旧型)を想起させる文字盤デザインです。
トゥールビヨン キャリッジと針、アプライド インデックスはシルバーでミニッツトラックはホワイトで刻まれているので、意外にも視認性は確保できているのではないでしょうか。
ムーブメント
裏側から見たトゥールビヨン ムーブメントCal.2924です。キャリッジの回転を眺めるのが好きな人はロービートなムーブメントを選ぶことを推奨します。Cal.2924は21,600振動/時のロービートであるがゆえに、悠然と回転するキャリッジを眺めることが可能です。
とはいえ、ロービートだからと言って古典的であるかと言えば、全然そんなことはなく、パワーリザーブも70時間確保しており、ムーブメント2時位置にはパワリザーブインジケーターをも備えているほど実用的なのです。
先日、ローズゴールドのロイヤルオーク トゥールビヨン・エクストラシンを腕に巻いてアレルギー反応が起きてしまったYouTuberの動画を見ましたが、そんな人もセラミック&チタンであれば問題ないと思います。
オーデマ ピゲ ロイヤルオーク トゥールビヨン・エクストラシン ブラックセラミックは100本限定で、約1,700万円で販売される予定です。デリバリー時期は未定ですが、日本には10本ほど入荷するでしょう。
基本情報 | |
メーカー | Audemars Piguet(オーデマ・ピゲ ) |
モデル/型番 | Royal Oak Tourbillon Extra-Thin/26522CE.OO.1225CE.01 |
縦×横×厚さ | 直径41mm×9mm |
ケース素材 | セラミック |
インデックス | セラミック |
防水性能 | 50m |
ブレスレット | チタン製フォールディングバックルを備えたセラミックブレス |
価格/生産数 | CHF 156,000(1,715万円)/100本 |
ムーブメント情報 | |
キャリバーNo. | Cal. 2924 Manufacture |
巻上方式 | 手巻 |
振動数 | 21,600 |
石数 | 25 |
調速機構 | トゥールビヨン |
パワーリザーブ | 70時間 |
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