効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法/勝間 和代
勉強に行き詰まると自己啓発系の本に手を出す癖がある。大学生のときはロバート・キヨサキやロバート・アレンなどを読んだ。会社が購読している週間ダイヤモンドで勝間和代氏の特集を組んでいて、マインドマップや蔵書録をみるや、この人に非常に興味を持ったのが今回紹介する本に出会ったきっかけだ。
この本は氏が語るとおり自己啓発というより情報リテラシーを説く本である。この本の画期的な点は読むべき本にしても、ツールにしても、末項にジャンルごとに余すことなく紹介していることにある。私はコピーを取ったが、取り寄せることができるものは全て消化したいくらいだ。この本の中でキーワードをあげるとしたら、
・マインドマップ
・フォトリーディング
・自転車を移動手段にすること
の3点か。マインドマップは完全に習得できていないが仕事での進捗管理や勉強で使い始めた。コツを掴むのに腐心するが、その過程でかなり考えが整理される。フォトリーディングは速読術のようなもの。自慢ではないが私はかなりの速読力を持つと信じているが、氏に比べれば質・量ともに大きく劣るだろう(月に100冊読むのだそう)。
自転車での移動は私も昨年r&mのBD-1を手に入れながらも躊躇していたが、この本を読んだおかげでようやく実践するようになった。通勤の往復が主だが(およそ10km程度)なるほど、効率的かも。氏はロードレーサー(恐らくtyrell)にGPSナビを搭載して、さらにちょっと危険な気がするがインナーカナルホンのEtymotic Research ER-4Pでaudio bookを聴いているとのこと。
私もそれに倣いER-4Sで米PRIでニュースを聴きながら移動(運転には細心の注意を要する)。今まではジムのトレーニング中に聴いていただけだったのでこれでヒアリングスキルを落とさずに済む。その代わり新聞を読む時間が減った。この分はランチタイム等で消化。ただ、肝心の日商簿記1級の勉強が遅々として進まないのが忸怩たる思いだが、とにかく空き時間をこまめに使って進めるしかない。 というわけで、私も非常に感化されているこの本、とても売れているそうである。
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