K.Iwahashiが語るラグジュアリー論







カール・F・ブヘラ『ヘリテージ・トゥールビヨン ・ダブル』

WRITER
 
カール・F・ブヘラ『ヘリテージ・トゥールビヨン ・ダブル』
この記事を書いている人 - WRITER -
'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。

HODINKEEのハンズオン記事からCarl F. Bucherer(カール・F・ブヘラ)のHeritage Tourbillon Double Peripheral Limited Edition(ヘリテージ・トゥールビヨン ・ダブル・ペリフェラル限定モデル)を紹介します。

カール・F・ブヘラと言えば、経歴詐称で話題となったショーン・Kが広告記事に登場していた過去があって、ちょっと胡散臭いイメージがありますが、実はとても特徴的な機構を備えた時計をリリースしているメーカーです。

そのひとつが、Peripheral Rotorというムーブメントの外周を囲むローターによる自動巻機構です。この機構のメリットとしては、ムーブメントの厚みを抑えることができることと、ムーブメントそのものをローターが隠してしまうことによる審美性の欠点をカバーできるという点にあります。

カール・F・ブヘラはこの機構を2008年からキャリバーCFBA1000に採用していますが、機構自体は1960年代にパテック・フィリップが特許取得していたようです。

そして、この独特な自動巻機構に組み合わされたが複雑機構トゥールビヨン です。
carl-f-bucherer-heritage-tourbillon-double-peripheralムーブメントの地板にはスイスのルツェルンを流れるロイス川に架かるヨーロッパ最古の木造橋であるカペル橋(1365年〜)がエングレービングされており、外周ローター機構の利点が遺憾なく発揮されています。

非常に簡素なデザインのキャリッジを積んだトゥールビヨン ですが、COSCクロノメーター認定を取得した実力派です。
carl-f-bucherer-heritage-tourbillon-double-peripheral-on-wrist
ミッドセンチュリー(1950年代)の雰囲気を伝えるダイアルは非常に魅力的ですね。
唯一の欠点は、ケースサイズが42.5mmと非常に大きいことです。これは外周ローターによる面積増をもろに反映しているのかもしれません。調べてみると、同社のシンプルなモデル『マネロ』も40.5mmと40mm超です。その代わり、このヘリテージ・トゥールビヨン のケース厚は11.9mmとかなりの薄型仕様です。

しかし、『デカ薄』というのは昨今のトレンドにマッチしたものであり、そこに魅力を感じる人は手にとって見てほしい時計です。

ヘリテージ・トゥールビヨン ・ダブル・ペリフェラルは88本限定で2019年中に登場する見込みです。

基本情報
メーカー Carl F. Bucherer
モデル/型番 Heritage Tourbillon Double Peripheral Limited Edition /Ref. 00.10802.03.13.01.
サイズ 直径42.5mm×厚み11.9mm
ケース素材 ローズゴールド
防水性能 3気圧防水
ブレスレット アリゲーターストラップ
価格/生産数 $88,888(1,005万円)/88本
ムーブメント情報
キャリバーNo. CFB T3000
巻上方式 自動巻
振動数 21,600
調速機構 トゥールビヨン 
パワーリザーブ 65時間

この記事を書いている人 - WRITER -
'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。
スポンサーリンク














- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 鰯の飽くなき収集癖 , 2018 All Rights Reserved.