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ダイソンのサイクロン式コードレス掃除機を7世代新しいV10 SV12 Fluffyに買い換えました!

2013年に有線コード式の国産サイクロン掃除機からDyson(ダイソン)のサイクロン式コードレス掃除機DC35に買い換えて5年が経ちました。その間、バッテリーの接点不良でバッテリーの無料交換サポートを受けましたが、大きな故障もなくメインの掃除機として満足のいく性能を維持していました。

ところが、最近になってDC35のメンテナンス部品である、集塵フィルタとバッテリーの純正部品が生産停止で入手できないことに気がつき、最新機種に買い換えることにしました。

DC35用にはサードパーティ製の適合バッテリーが入手できるので、故障することを覚悟して非純正のバッテリーをAmazonで調達し、サブ機として温存することにしました。

メインとして今回混入したのは、2018年に登場した機種V10フラフィSV12シリーズです。先代はV7、先々代がV8なので、なぜか1つ番号が飛ばされています。

開封

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Image by KI

購入に至るまでは紆余曲折ありました。当初Dyson直営のECサイトから楽天Pay決済したのですが、決済画面から注文完了画面までの時間間隔が15分超を超えたため、注文が完了できていませんでした。そうとも気づかず数日待っても発送連絡が来ない…

結局、カスタマーサポートに連絡して数時間のやり取りで判明したのが上記の顛末。仕方がないので、カード会社に連絡して承認の取り消し処理をお願いしました。

その後、別件でポイントが加算されたビックカメラで購入しました。なんだかんだで2週間ほど時間が経過したので、開封した時の感動も一入。

ちなみにこのV10フラフィSV12シリーズは直営サイトでは定期的にセールが実施され、後述するフロアドックが付属したモデルの価格が68,688円。通常期には91,584円なので、その差は大きいです。

ビックカメラなど家電量販店サイトではフロアドックは別売18,360円なので、本体がセールで値下げされても価格差は1万円程度開いてしまうことになります(セールでは直営サイトも家電量販店サイトも同期されます)。

本体

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Image by KI

V10本体はDC35と比べると大型化したように思いました。特にクリアビンの容積がグッと拡充された印象です。印象的なのはクリアビン上部にあるサイクロン(竜巻)を起こす円錐形のクロージャーです。これはラジアルルートサイクロンというV10独自の仕様で14個のサイクロンが放射状に並列されています。これが強力な吸引力を起こすわけですね。

ちなみにこれまで使用してきたDC35は6個並列されたルートサイクロンだということですから、その差は歴然というわけです。とはいえ、通常時の吸込仕事率は28Wと両モデルとも変わりません。大きな差が出るのはMAX出力時でDC35が65Wに対し、V10では実に130Wものパワーを発揮します。

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Image by KI

このV10に使用されるモーター(デジタルモーター)は525W/125,000rpmです。DC35に使用されるモーターが200W/104,000rpmであることを考えると進化した強力なモーターが使用されていることがわかります。

フロアドックの使い勝手

フロアドックの最大のメリットは、ドッキング(固定)するために壁に穴を開けなくても良い点です。安定性が心配でしたが、フロア足に重しが入っており非常にステイブルな(安定した)印象です。電源周りもスッキリしていて何より美しいのが嬉しいですね。

逆に面倒なのは、床用モーターヘッドやノズル類を取り外さないとドックできないことです。いちいち取り外すのはやや面倒です。しかし、整理整頓する癖さえ身につけばさほどストレスは感じない点でしょう。

DC35とV10フラフィを比較する

新旧対決ではないのですが、DC35とV10を並べると、フォルムがまるで異なることが一目瞭然です。最大の違いはクリアビンの廃棄口がDC35は真下に向いているのに対し、V10はノズル取り付け方向に向いている点です。

そして、スティック型の床用モーターヘッドはV10のソフトローラークリーナーヘッドはDC35のカーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッドと比較し重いのですが、床の滑りが良いため体感的な差は小さいと思います。ここは妻も同じ感想なので、女性でも扱いやすいと思います。

クリアビンの廃棄にはクセあり

フロアドックへの固定と同じ感想ですが、クリアビンの中のゴミを廃棄するのに、ノズルを取り外さないといけないのはやはりネガティブな感想を抱かざるを得ません。ただ、クリアビン全体が下に移動し中のクロージャーの掃除がしやすくなったのは利点です。

あと、DC35は使い始めて早い段階でクリアビンの透明度が劇的に落ちてしまったのに対し、このV10のクリアビンは透明度が維持されています。もしかするとホコリが付着しにくかったり傷に強いコーティングが施されているかもしれません。

交換部品の調達

これはDC35を買い換えようと思った動機にもつながるのですが、交換部品にあたる集塵フィルタと純正バッテリーが発売から1年近く経とうとしているのに販売されていないという事実に、不安を覚えます。集塵フィルタについては洗浄によって何度も使えますし、事実わが家のDC35のフィルタも一度も交換することがなかったわけですから当分不要なのですが、きちんと調達できるようにして欲しいです。

バッテリーの持続時間についてはMAXモードでは5〜8分と極端に短くなるものの、通常モードでは床用モータヘッド使用時20分/ハンディ使用時30分と充分なスタミナがあります。バッテリー残のインジケーター(3段階)も点灯するので、充電切れにも対応しやすいです。フロアドック使用時の充電ミスもありません。

感想

元々、コードレス式の掃除機を購入する動機になったのは、クルマの車内清掃のためでした。その意味でダイソンのサイクロン式コードレス掃除機は適任で、DC35に引き続きV10でも同じです。本体大きくなった分ダッシュボードの埃を吸い込む際に窓ガラスと干渉してしまい、カバーできない箇所もあるのですが、大半のゴミは吸い取ってくれます。

何より、ダイソンの掃除機の美しいフォルムとトランスパレントなクリアビンに時計愛好家としては既視感を覚えるわけです。そう、クリスタルケースバックからムーブメントを眺める恍惚に似たデジャヴです。

時計愛好家にも一台持っていて欲しい掃除機。それがdysonです。

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