K.Iwahashiが語るラグジュアリー論

カルティエ サントス 2018年モデルはApple Watchをパクった?

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カルティエ サントス 2018年モデルはApple Watchをパクった?







この記事を書いている人 - WRITER -
'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。

aBlogToWatchでレビューされたCartier Santos(カルティエ サントス LM)を紹介します。

2018SIHH(ジュネーブサロン)で発表されたカルティエ サントスのメジャーアップデートは先代のサントス100 XLと比較すると、大幅に変更されていることがわかります。

まずはそのサイズ。39.8mmの角形ケースは9.08mmの厚みと薄型のスポーツウォッチです。サントス100XLのサイズが51.1mm×41.3mm、厚み10.34mmであることを考えるとかなりスリムになっています。

それでいながら、防水100mはそのままで、デイト表示まで付いているのはさすがです。

それ以上に素晴らしいのは、ブレスレットをステンレススチールだけでなく、交換用の革ベルトまで付属してくるということ。それも、工具要らず(一応プッシュピンが付属)の爪で押すだけの「QuickSwitch」システムを採用しています。

これ、何か既視感がありませんか?

そうです。Apple Watchのベルトのシステムと同じなんですね。機構的にはより凝った設計になっていますが、カルティエが時計本体と同じくらいブレスレット/ベルトのエコシステムを構築しようと考えていることが読めますね。臆面なくApple Watchの戦略をパクれるというのは強さでもあります。

記事では深く触れられていませんが、搭載するムーブメントCal.1847MCは自社製ムーブメントではあるものの高級機とは言えないごくありふれた機械式ムーブメントです。ここに時計好きは首を傾げざるを得ないと思うのですが、以前僕自身がカルティエのカスタマーセンターに確認したところ、カルティエの機械式時計はメンテナンスが必要となると、ムーブメントごと交換(総取替え)してしまうそうです。したがって、ムーブメントは数年持てば良いわけで、コスト高の機械を積む必要がないわけです。カルティエ流の合理性ですね。

僕はこの時計をラグジュアリーウォッチとは呼ばずに、エレガントスポーツと呼ぶことにしています。それくらい独特のポジションを確保しているわけで、これはこれで僕は好きです。

記事ではデザイン上のマイナス点としてダイアル(文字盤)とケースに比して時針と分針が細すぎると指摘しています。この辺りは、マイナーチェンジで改善されそうなところではあります。

イエローゴールドとステンレスのコンビのこの時計のお値段は1,209,600円。汎用ムーブメントを搭載している時計としてはやや高いなという印象を持ちます。

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'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。
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