オメガ シーマスター1948 リミテッド・エディションにプラチナモデルが追加!
Omega Seamaster 1948(オメガ シーマスター 1948復刻版)が2018バーゼルワールド(Basel World)で発表され、ようやくステンレスモデル(Ref.511.12.38.20.02.001/511.13.38.20.02.001)の日本入荷が2018年12月と目前に迫ってきました。
Gressiveの名畑政治編集長のお話からは仕上げの完成度の高さが伝わってきて、昨年リリースされたトリロジーシリーズ以上に大変な期待を持っているのですが、ステンレンスモデルの流通を待たずに、プラチナモデルが追加投入されました。
プラチナモデルは限定70本と、ステンレスの人を食ったような1,948本と比べると、限られた顧客向けという印象ですね。針とアワーマーカーはセディナ・ゴールドに替えられ、中心部には『Pt950』の刻印。裏面から覗くキャリバー8804/8806のテンワ を支えるブリッジとローターもセディナ・ゴールドに置き換えられているのがステンレスモデルとの違いです。
裏蓋のサファイアクリスタルにはクリス・クラフトボートとグロスターミーティア戦闘機(大戦時の連合国側初の英国空軍のジェット戦闘機)が整列しています。これは『NAIAD LOCK』という定位置で裏蓋がロックされる特許技術がなせる技ですね。
第二次世界大戦中に英国軍に腕時計を大量に供給して、精度、防水の信頼性を確立したオメガは戦後民生用の30mmキャリバーで市場を席巻しました。その金字塔(またはドル箱)とも言えるのがシーマスターの存在なのです。
プラチナモデルのデリバリーはインビテーションがないと入手は難しいかもしれません。価格も市井の愛好家向きとは言えないかもしれません。それでも、ステンレスモデルを入手する人にとってもプラチナモデルの存在は華があってよいと思います。
実物を拝める日が楽しみでなりません。
基本情報 | |
メーカー | OMEGA |
モデル/型番 | Seamaster 1948 プラチナ限定エディション /Ref. 511.93.38.20.99.001 (スモールセコンド)511.93.38.20.99.002(センターセコンド) |
サイズ | 直径38mm×厚み11.65mm(スモールセコンド)/11.2mm(センターセコンド) |
ケース素材 | プラチナ950Pt |
防水性能 | 6気圧防水 |
ブレスレット | アリゲーターストラップ(グリーン、ブラウン) |
価格/生産数 | CHF39,500(447万円):スモールセコンド、CHF39,000(441万円)/各70本 |
ムーブメント情報 | |
キャリバーNo. | Cal.8804(スモールセコンド)/Cal.8806(センターセコンド) |
巻上方式 | 自動巻 |
振動数 | 25,200 |
調速機構 | フリースプラング |
パワーリザーブ | 55時間 |
耐磁性能 | 15,000ガウス> |
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