イエローゴールド製ベゼルを初採用したグランドセイコー スプリングドライブGMT – SBGE248 –
GRAND SEIKO(グランドセイコー)として初めてモノブロックの18Kイエローゴールド製ベゼルを採用したゴージャスなGMT機構付スプリングドライブ9R66モデル、SBGE248が登場しました。
ベースとなるのはオールスチールモデルとして先行するSBGE201(2017年5月リリース)。ベゼルリングにはサファイアクリスタルを採用していて、傷に強そうですね。
Image by HODINKEE
グランドセイコーの戦略としては、価格がやや上のロレックス GMTマスターⅡのポジションを狙っているはず。ブルーとイエローゴールドの配色は北米マーケットを重視してのことでしょう。これはちょっとした賭けとなるでしょう。
残念なのは、ケースのスチールとゴールドのコンビに対してブレスレットは中留(バックル)にGSロゴワッペンを(申し訳程度に)配しただけの、ややケチな仕様であることです。少なくともブレスレットのポリッシュされた部位にはソリッドゴールド(無垢材)を採用して欲しかったところです。130万円の価格設定の腕時計ならば、それができたはず。
あと、44㎜径のサイズは15㎜の厚みもあってかなり体格を選ぶのではないでしょうか。せめて42㎜に収めてほしかったです。
とはいえ、夏本番に向けてこういうリゾートウォッチが出てくるところ、経済的なムードはまだまだ堅調といったところでしょうか。
グランドセイコー スポーツコレクション スプリングドライブGMT SBGE248は2019年8月にデリバリーが開始されます。
基本情報 | |
メーカー | GRAND SEIKO |
モデル/型番 | SPRING DRIVE GMT / SBGE248 |
直径×厚み | 44㎜×14.7㎜ |
ケース素材 | ステンレススチール/18Kイエローゴールド(ベゼル) |
防水性能 | 200m |
価格/発売時期 | 1,300,000円(税抜)/2019年8月 |
ムーブメント情報 | |
キャリバーNo. | Cal.9R66 |
巻上方式 | 自動巻 |
精度 | 月差±15秒 |
調速機構 | スプリングドライブ |
パワーリザーブ | 73時間 |
この記事へのコメントはありません。