K.Iwahashiが語るラグジュアリー論







モーリス・ド・モーリアック『L2 ディープブルー ダイバー』

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モーリス・ド・モーリアック『L2 ディープダイバー』
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'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。

HODINKEEの記事からMaurice De Mauriac(モーリス・ド・モーリアック)のダイバーズウォッチ『L2 Deep Blue Diver』を紹介します。

ダイバーズウォッチの開発で一番難しいのは既存のフォーマットを打ち破ることです。ロレックスのサブマリーナ、ブランパンのフィフティー・ファゾムズ、オメガのシーマスターなど強豪が居並ぶこのジャンルに挑むことは、かなりのリスクが伴うものです。
Maurice-De-Mauriac-L2-Deepblue-Diver
そこに果敢にも切り込んだのは、仏小説家フランソワ・モーリアックにその名を由来する1997年設立のモーリス・ド・モーリアックです。

L2ディープブルー ダイバーはインダストリアルデザイナーのファビアン・シュワルツァーと合作したこのダイバーズウォッチは、直径42mm、厚み14mmのチャンキーなケースにヘリウムエスケープメントバルブを備える本格派の潜水時計です。

金属ブレスレットは用意されておらず、革ベルトとNATOストラップの2本が付属します。NATOストラップについては多種多様な色・デザインが用意されており、それらは同社のWebsiteから入手可能なようです。

このL2のデザインはミニマリズムに徹しており、回転ベゼルの目盛りは15分までで、270°はプレーンなマットブラックという潔さです。

僕の受ける印象はブランパンのフィフティ・ファゾムズに代表される、ラグジュアリー・ダイバーズです。

搭載するムーブメントはETA2824。メンテナンスのアクセシビリティ(どこでも修理可能)を考えると、自社製にこだわるよりずっと賢明な選択です。

問題は価格。3,800ドル(43万円)というプライスタグは高いという印象以上に、TUDOR(チューダー)のブラックベイやブライトリングのスーパーオーシャン、Sinnのダイバーズと競合する価格帯です。これらのブランドが自社製ムーブメントを積んだり、特殊金属を多用していることを考えると、愛好家の選択肢から外れてしまうのではないでしょうか?

しかし、この深い青さに魅せられたのなら、その選択もまた正しいと言えるでしょう。

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'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。
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