K.Iwahashiが語るラグジュアリー論







オメガ 1957トリロジー「レイルマスター」60周年リミテッド エディションを試着してきました!

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'79年生まれ。1浪2留の流浪期を経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融業界で会社員として勤務。英文翻訳が得意。 ラグジュアリー全般に関する考察と海外発の腕時計情報をいち早くお届けします。

OMEGA 1957 Trilogy 「Railmaster(レイルマスター)」60周年限定モデルをJR名古屋髙島屋の時計売場で見つけたので、本日軽い気持ちで試着してきました。元々、トリロジーシリーズはスピードマスターにしか興味がなく、比較的並行市場でも在庫が潤沢なレイルマスターは完全に射程圏外でした。

しかし、実際に試着してみると、この時計の恐ろしいほどの出来の良さに驚愕してしまい、本気で入手を検討し始めています…

まず、ケースサイズが38mmであったこと。この大きさは現代では希少価値です。僕は以前シーマスターアクラテラの38.5mmを愛用していましたが、僅か0.5mmの差が非常に大きく感じられるほどコンパクトに仕上がっています。

それからベゼルの幅が非常に狭いこと。僕にとってヴィンテージとはまさに「細いベゼル」を意味します。そしてそこから急に盛り上がるドーム型のサファイヤガラス。試着するまで強化プラスチック製と信じていましたが、まさかサファイヤとは思いませんでした。幸いなことに、無反射コーティングは内側のみで、外側の針の軸受真上にΩマークのエッチングが刻まれます。

文字盤はグレーに褪せたようなブラック、蓄光材もオレンジに変色したようなヴィンテージ感がプンプン香るような佇まいです。3時間おきにペイントされるアラビア数字は小さく書き込まれていて、全体のバランスがスポイルされていません。まさしく、これがオリジナルどおりのデザインなのですが。。Railmaster-trilogy-face

ケースのラグは短くカットされているので、エンドピースも小さくコンパクトです。僕はかねてからオメガのエンドピースの、ケースとの間の若干の遊びというか、隙間が好きではなかったのですが、この時計に関してはケースとエンドピースが隙間なく噛み合っていて、非常に精密に作られていることがわかります。この辺りの工作精度の高さは試着時に身につけていたロレックスと比肩するレベルでした。

最も感激したのが、バックルの調整機構です。何と、現行のロレックス・サブマリーナに搭載されるグライドロッククラスプのようなスムーズな調節が可能なのです。これにはびっくり!

一見、小さなケースに幅広で堅牢なブレスレットは不釣り合いに見えるのですが、装着してみると実に自然です。恐らくは、ラグが短く切ってあっることで、エンドピースが小さく、急勾配を描けることに起因しているのでしょう。

Railmaster-trilogy
素晴らしいことに、この素晴らしいブレスレットに加え、さらにブラックカーフの革ベルト、サンドカラーのNATOストラップまで付いてきます。僕のように頻繁にベルトを交換する習慣を持つコレクターにとっては、まさに至れり尽くせりといったところでしょう。

唯一残念なのは自動巻にもかかわらずリューズがネジ込み式ではないため、防水性能が60mにとどまっている点でしょうか。ケースサイズをギリギリまで詰めている関係上、やむを得なかったのでしょか。

この時計のムーブメントは最新のCal.8806です。したがって、15,000ガウスまで(あるいはそれ以上)磁気に耐えられる耐磁性能を備えています。

トリロジーの中でも、不人気モデルとみられるレイルマスター ですが、後年価値が上がるのはむしろこのモデルかもしれませんね。

基本情報
メーカー OMEGA
モデル/型番 220.10.38.20.01.002
縦×横×厚さ 直径38.5mm × 12mm
ケース素材 ステンレススチール
防水性能 6気圧
ブレスレット ステンレススチール、カーフ、ナイロン
価格/生産数 788,400
ムーブメント情報
キャリバーNo. 8806
巻上方式 自動巻
振動数 25,200
石数 35
調速機構 フリースプラング
パワーリザーブ 55時間
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