
パテック フィリップから進化した年次カレンダーレギュレーターRef.5235Rが登場!【Basel2019】
2012年にPATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)からリリースされたRef.5235は同社としては珍しいレギュレーターモデルです。文字盤の外周を駆けるのは分針のみで、12時側に12時間計、6時側にスモールセコンドを配置した珍しいスタイルを採用しています。
そのRef.5235RRef.5235にシリコン製のスイスレバー式脱進機Pulsomax、シリコン製のヒゲゼンマイSpiromaxが与えられたCal.31-260 REG QAを搭載したのが今回バーゼルワールド(Basel2019)でお披露目されるRef.5235Rです。
Ref.5235Gがホワイトゴールド製ケースを纏うのに対し、5235Rはローズゴールド製のケースと一見して異なる上、縦に筋目の入ったグラファイト色を基調とした文字盤の2つのコンパックスはブラックで、さらにその外周をゴールドシャトン様の飾りがゴージャスさを添えます。
ミニッツトラックや数字、針はオフホワイトに統一され、全体を引き締めるような印象に。
[su_photo_panel shadow=”0px 1px 2px #eeeeee” radius=”10″ photo=”https://hodinkee.imgix.net/uploads/images/1552937040469-vbnl3uo1vbc-30779ca62cf45d0a0b28c2a5c676ce39/patek_baselworld.jpg?ixlib=rails-1.1.0&fit=crop&ch=Width%2CDPR%2CSave-Data&alt=&fm=jpg&q=55&auto=format&usm=12&s=0a6f09679377d9a7282b42cc380b6c61″ alt=”patek-5235R-01″]40.5mm×10mm[/su_photo_panel]クラシカルな外観ながらマニア受けしそうなレギュレーターを採用したRef.5235Rは同社のAdvanced Research(アドバンスド リサーチ)部門が技術的にバックアップしています。
PulsomaxとSpiromaxは2000年代後半に登場したコンポーネントで、ベースがシリコンとなっていることから耐磁性能が確保できる部品でもあります。耐磁性能はもはや現代には必須とされる要件で、防水性を上回るニーズがあると思います。
そこを踏まえたリリースでしょうね。
パテック フィリップ Ref.5235Rは$51,830(約577万円)、バーゼルワールド(Basel2019)にてお披露目される予定です。
| 基本情報 | |
| メーカー | Patek Philippe |
| モデル/型番 | Annual Calendar Regulator/Ref.5235R |
| 直径×厚さ | 40.5mm×10mm |
| ケース素材 | ローズゴールド |
| 防水性能 | 30m |
| 価格/発売時期 | $51,830(約577万円)/未定 |
| ムーブメント情報 | |
| キャリバーNo. | Cal.31-260 REG QA |
| 巻上方式 | 自動巻 |
| 振動数 | 23,040vph |
| 調速機構 | 偏心錘にGyromaxを採用したフリースプラング |
| パワーリザーブ | 48時間 |

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