K.Iwahashiが語るラグジュアリー論

カナダはトロントの新進気鋭の時計ブランドBirchall & Taylor 「Reference 1」

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カナダ とろnBirchall & Taylor(バーチャル&テイラー) Reference 1







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'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。

HODINKEEからハンズオン記事が届きました!

Birchall & Taylor(バーチャル&テイラー)はCharles Birchall氏とBrad Taylor氏が共同設立したカナダのトロント発の時計ブランドです。お二人は2012年にスイス ル・ロックル(Le Locle)の時計学校で知り合い、Taylor氏はHUBLOTやPATEK PHILIPPEのアフターメンテナンスに従事していたのだとか。どちらもトロントに戻ったのをきっかけに事業を立ち上げることになりました。

そんなブランドの第一号となるモデルが今回紹介されたReference1(リファレンス・ワン)です。

この時計を語るには、まず理想的なプロポーションから。38mmのケース径に厚みは9mm。ラグ幅は19mmと日本人には特に扱いやすいサイズ。

そして、grand feu(グラン・フー)「偉大な炎」と表現されるエナメル焼成技術を用いた、純白のエナメルダイアル。エナメルパウダーを1,000℃の炉で2〜4分間焼き上げてガラス皮膜を作り出すその焼き上げ技術はクラック(ひび割れ)が入らないように、慎重な手作業に負う部分が多く、手間がかかるのです。

インデックスはプリントですが、漆黒の美しい発色がエナメルの艶感を引き立たせています。そして、ミニマリスティックなスモールセコンドの下には「Assembled in Canada」と誇らしく刻まれています。

僕は20代の頃、パテックフィリップのカラトラバを2本入手したこともあるほどスモールセコンド付きのクラシックなフェイスが大好きなので、このミニマルな文字盤には見惚れてしまいました。

ムーブメントは美しいマイクロローターを備えたVaucher 5401を採用。このムーブメントはParmigiani Fleurier(パルミジャーニ・フルリエ)、Hermès(エルメス)の「スリム・ドゥ・エルメス」、Richard Mille(リシャール・ミル)にも採用されていて、僕自身はエルメスブティックで触れたことがあるのですが、巻き上げ感触の素晴らしいムーブメントです。もう一つ、このムーブメントはフリースプラング方式なので、組み上げた時点で精度が高いムーブとも言えます。

価格は9,500カナダドルということなので、2018年8月末のレートで82万円ほど。エルメス「スリム・ドゥ・エルメス」とほぼ変わらない価格ですが、何せこの美しいエナメルダイアルはかなり魅力的。

日本でのデリバリーは不明ですが、トロントを訪れる機会のある人は手に入れてはいかがでしょうか?

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'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。
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