K.Iwahashiが語るラグジュアリー論







シチズンとFOSSILがハイブリッドウォッチの分野でパートナーシップを締結

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'79年生まれ。1浪2留の流浪期を経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融業界で会社員として勤務。英文翻訳が得意。 ラグジュアリー全般に関する考察と海外発の腕時計情報をいち早くお届けします。

aBlogToWatchからCITIZENとFOSSILの業務提携に関する情報を紹介します。

近年、数々の買収を手がける日本のシチズン時計。最近では、Frederique Constant(フレデリック・コンスタント)グループを買収したことが話題を呼びました。

廉価な時計ブランドだけではありません。例えば、地板の製造まで手がけるスイスのムーブメーカーLa Joux-Perret(ラ・ジュー・ペレ)とその傘下の時計メーカーArrnold&Son(アーノルド&サン)や姉妹ブランドAngelus(アンジュラス)までハイエンドなメカニカルウォッチまでをも擁する一大時計グループへと変貌を遂げつつあります。

僕の見解では、この戦略は成功すると踏んでいます。むしろ、自前主義にこだわりすぎるセイコーの方が心配です。

そんな、シチズンが買収ではなく、技術提携先として選んだのは米国の時計メーカーFOSSIL(フォッシル)です。FOSSILは1984年にテキサスでテキサスA&M大学の学生Tom Kartsotisによって設立された会社です。

2012年にはSKAGENを買収し傘下に治めるなど、多数のブランドをグループ化し、その技術のライセンスを提供(例えばDiesel)してきましたが、2018年10月12日現在の株価は2014年9月にAppleが初代アップルウォッチを発表した当時の株価の何と5分の1と、かなりの苦戦を強いられているようです。

Fossil-stock-history-since-applewatch-announcement
シチズンはフレデリック・コンスタントで実験しているような、スマートウォッチとメカニカルウォッチの融合をより進化させる狙いがあって、FOSSILとの技術提携に踏み切ったとみられています。

メカニカルウォッチとクォーツウォッチを融合させた例としてセイコーの『スプリングドライブ』が有名ですが、そうではないコネクテッド・メカニカルウォッチ(通信機能と機械式時計の融合)はまだブルーオーシャンな分野だと思います。

もちろん、先例がないわけではなく、Ressence(レッセンス)の「Type2 e-Crownコンセプト」というプロトタイプがまさにその思想をTony Fadellの力を借りて実装しています。CITIZENはこれを手の届く範囲の価格帯で提供してくれるのではないでしょうか?

攻めるCITIZENの姿勢、実に好きです。

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