K.Iwahashiが語るラグジュアリー論

マイクロ時計ブランドGorilla(ゴリラ) ファストバックGT「ミラージュ」のカッコよさ

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マイクロ時計ブランドGorilla(ゴリラ) ファストバックGT「ミラージュ」のカッコよさ
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'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。

2016年に設立された新興時計ブランドGorilla(ゴリラ)の新作Fastback GT MirageのレビューがHODINKEEから届きました。

GorrillaのCEOオクタビア・ガルシアは2003年から2015年までオーデマ・ピゲのデザイナーを務めたほどの人物です。ブランド名のGorillaが強烈な印象ですね。僕はTMネットワークの1986年の同名のアルバムが大好きなので、とても親しみが湧きますが、一般の人からみてどうでしょうね。

Fastback(ファーストバックまたはファストバック)とは自動車のルーフから後部にかけての流線形を表す単語で、この時計はまさにル・マンで1966〜1969に4年連続優勝したフォード GT40をモチーフに作られた時計です。

一般的に自動車とのコラボ時計って、契約にガチガチに縛られたりで、なかなか自由にデザインできないものですが、Gorillaが取り扱うのはクラシックレースカーなので、そういう「しがらみ」はなさそうですね。

ケースはセラミックとカーボン・コンポジットで作られたレクタングル型。搭載するムーブメントはミヨタ製Cal.90S5自動巻き。価格は1,150$(12.8万円)ですから、2018年発売のiPhoneXSが買えるくらいの価格になります。

この時計が素晴らしいのはストラップの装着感とケースとの一体感で、これはCEOのオクタビア・ガルシア氏がオーデマ・ピゲに在籍していたことと無縁ではないかもしれません。なぜならAP社のロイヤルオークという時計がまさにケースとブレスレットを一体としてデザインされた(おそらくは)最初の時計であり、そうしたデザイン思想をガルシア氏は受け継いだかもしれないのです。

あとは立ち位置を少しずつ固めていってほしいですね。今の所、プアマンズ「リシャール・ミル」かリッチマンズ「ニクソン」と揶揄されてしまいそうですが、時計から感じる熱量というのは相当ですから、日本でも人気が出るかもしれませんね。

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'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。
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