K.Iwahashiが語るラグジュアリー論







チューダー ブラックベイGMT「ペプシ」ベゼル

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'79年生まれ。1浪2留の流浪期を経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融業界で会社員として勤務。英文翻訳・映像翻訳の実績多数。 ラグジュアリー全般に関する考察と海外発の腕時計情報をいち早くお届けします。

TUDOR BLACKBAY GMT(チューダー ブラックベイGMT)のレビューを紹介します。

 チューダーは長らくロレックスのセカンドライン(廉価版)という立場に甘んじていましたが、近年急激にロレックスとの立ち位置を縮めています。特に自社製ムーブメントを搭載している現行モデルはどれも素晴らしい。

本家のロレックスがGMTマスターⅡペプシベゼルをバーゼル2018で発表したのを尻目に、チューダーが挑戦状を叩きつけるかのように発表したのが本作ブラックベイGMTです。

ケースは15mmと厚いのですが、キュッと締まった細いラグのおかげで実測の厚みよりもスタイリッシュです。また、この厚みのおかげで200mの防水性能を確保できているのだとしたら、納得ではないでしょうか?

ベゼルは旧き良きロレックスと同じく、アルマイト加工されたアルミニウムにバーガンディレッドとブルーが半々に着色されています。ペプシの正式なカラーチャートはレッドとリッチブルーなので、厳密にはペプシの称号は不適切かもしれません。

GMTマスターと特徴を大きく分けるのが、針の形です。先端部はスノーフレーク形が24時間針、短針、秒針にこれでもかと盛り込んでいます。とはいえ、視認性の妨げにはならないようですね。文字盤はマットなブラックでデイト表示はレンズによる拡大のない仕様です。

TUDOR BlackBay GMT

あと、最近のチューダーはブレスレットの選択肢を増やしていて、僕は純正のNATOストラップを何とかして手に入れたいと思っているほどです。このブラックベイGMTの22mm幅のブレスレットは、初期のオイスターブレスレットのようにリンクのサイドにリベットが意匠として象られています。クラスプに向かってテーパードされた方がシルエットとして美しいという意見もありますが、シンプルな盾を象ったクラスプとともに装着感・仕上げともに優れています。

ムーブメントには70時間のパワーリザーブを誇るGMT機構付きの自社製MT5652を搭載。ETA製のGMTが完全独立した24時間針であるのに対し、本機はジャンピングアワーで24時間針を調整するようになっています。この辺り、ROLEXのCal.3186と同等の機能を有していることになります。

チューダーは2018年10月31日に正規販売が開始されており、東京都内では伊勢丹新宿店本館5階、西武池袋店本館6階で入手することが可能です。メンテナンスは日本ロレックスが実施しますが、噂では分解掃除ではなくムーブメントごと交換されるということなので、カルティエと同じ方式ですね。

TUDOR BlackBay GMT-3

リベットブレスレットが装着されたモデルが438,900円、ブラウンカーフ “テッラ ディ シエナ” ストラップ並びにファブリックモデルが各404,800円(いずれも税込)とロレックスのGMT-マスターⅡの半分で十分お釣りが来ます。発売当初こそ二次流通市場で大幅なプレミアムが乗せられていましたが、2020年になり正規販売価格近傍まで落ち着いてきました。

僕個人の好みとしては、ファブリックストラップを選びたいところです。

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