K.Iwahashiが語るラグジュアリー論







珍しいオランダ発の腕時計、グロネフェルド『1941プリンシピア』

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グロネフェルド『1941プリンシピア』
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'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。

HODINKEEの記事から珍しいオランダの時計メーカーGrönefeld(グロネフェルド)の新作『1941Principia』を紹介します。

グロネフェルドはティム&バート・グロネフェルド兄弟によってオランダに設立。トゥールビヨン や秒針がステップ運針するデッドビート機構で話題を呼んできましたが、新作は実にシンプルな3針自動巻です。

サー・アイザック・ニュートンの1687年の『自然哲学の数学的諸原理(Philosophiæ Naturalis Principia Mathematica)』に由来するこの時計の”1941″は彼らのご尊父の生年から。

この時計のケースは2015年にリリースされた『1941ルモントワール』と共通するものの、それよりはずっとシンプルな仕組みを持ちながら、完璧な仕上げが施されます。
Premier-Chronograph-42

ダイアル以上に雄弁なのは、そのムーブメントの仕上げでしょう。各プレートはダークロジウムを基調としながら、縁はポリッシュされ、黒とシルバーのネジのコントラストも素敵です。

テンワ に取り付けられたフリースプラングの偏心ネジも空気抵抗を減らすための内側ではなく、外側に取り付けられている点も古典的な”チラネジ”を思わせていいですね。

『1941ルモントワール』は手巻きの3針時計ですが、ムーブメントについてはそれはそれは凝った作りになっており、おいそれと手の出る価格ではありませんでした。しかし、この『1941プリンシピア』はグロネフェルドのエントリーモデルとして時計愛好家の射程圏内に入る価格設定となっています。

ところで、1941年のオランダはナチスドイツから弁務官として派遣されたザイク・インクバルトによる統治下におかれた年の真っ只中。そんな暗黒時代を連想させる”1941″を命名した彼らの意図を聞いてみたいものです。

基本情報
メーカー Grönefeld(グロネフェルド)
モデル/型番 1941 Principia
サイズ 直径39.5mm×厚み10.5mm
ケース素材 ローズゴールド/ホワイトゴールド/ステンレススチール
防水性能 3気圧防水
ブレスレット アリゲーターストラップ
価格/生産数 €37,300/RG、€38,750/WG、€29,950/SS
ムーブメント情報
キャリバーNo. 1941 Principia
巻上方式 自動巻
振動数 28,800
調速機構 フリースプラング方式
パワーリザーブ 56時間

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'79年生まれ。1浪2留の追加モラトリアムを経て'05年に早稲田大学商学部卒業。 現在は金融セクターのIT部門にて(マジメに)勤務。 時計や車などのラグジュアリー、服飾、DTM、それらにまつわる書籍の記事が得意です。
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